妊娠中に必要な栄養とは?

妊婦さんが食べたほうがよい食品は皆さんはご存知かもしれません。しかし、どうして食べたほうがよいのかを、しっかり理解している人はすくないのではないでしょうか?

妊娠中に必要な栄養とは?

改めて妊婦さんにおすすめの栄養素と、摂るべき理由を説明したいと思います。

一つは葉酸です。葉酸は赤ちゃんの脳神経の発達と、神経管の形成に関係してきます。

ただ、神経管は妊娠7週には形成されるので、妊娠がわかってから葉酸を摂取しはじめても間に合わない可能性があります。妊娠したいと考えはじめたら積極的に摂取したい食品です。

葉酸が多く含まれる食品は、ほうれん草、モロヘイヤ、枝豆、アスパラガス、ワカメ、レバーなどが挙げられます。単体で食べるより、緑黄色野菜と一緒に食べると吸収率があがります。

DHAも赤ちゃんの脳や神経組織の発育に重要な働きがあります。DHAはマグロや青魚などに多く含まれています。魚を食べると、つわりを軽くしてくれるビタミンB6も摂取できます。

妊娠すると、大きくなった子宮が腸を圧迫するため便秘になりがちです。食物繊維を摂取することで防げます。レタスなどの野菜、豆類、海藻、きのこ類、玄米、オートミール、ナッツなどに多く含まれています。

カルシウムは妊娠していないときも摂取すべき栄養素ですが、赤ちゃんの骨や歯、血液などをつくるのに必要な栄養素です。

妊娠中は栄養の吸収率が上がるので、余分に摂取する必要はありませんが、もともと必要量を摂っていない人が多いので積極的に摂取したほうがよいでしょう。

簡単に摂取できるのは、牛乳やヨーグルトなどの乳製品、豆腐、煮干し、丸干しなど骨まで食べられる魚、小松菜、水菜などの葉野菜、ひじき、ゴマなどに多く含まれています。肉や魚と一緒に食べることで吸収率を上げることができます。

最後に鉄分です。妊娠中は貧血になりやすいと言われているため、鉄分の摂取がすすめられています。

妊娠中は、おなかの赤ちゃんの成長を支えるために血液の、おもに血しょうという水分の部分が増え、血液がサラサラの状態になり、赤ちゃんに栄養を送りやすくなります。

貧血と診断されるケースもあるようですが、妊娠貧血という問題のない状態であることが殆どです。

しかし、妊娠前から鉄分が不足していたり、産後の回復もはやくなるので鉄分は必要な栄養素です。あさりの水煮、大豆食品、ひじき、きくらげ、小松菜、ほうれん草、レバーなどに多く含まれています。